久しぶりの投稿になります、風の音治療院の藤野です。
最近患者さんのお話を聞いていて思うことなんですが、
知らず知らずのうちに生活の中に「制限」をたくさん作っている方が多いです。
「制限」は「緊張(体が固まる)」に繋がります。
緊張が強くて色々な症状が出ているところにさらに制限を作ると、
体はうまく緩むことができずに回復に時間がかかってしまいます。
制限にも色々ありますが、今回は「食事」について。
症状を改善するために食事を意識することは大事ですが、
食事「制限」になってしまうと後々うまくいかなくなるケースがよくあります。
まず大前提として、食べ物に「良い」「悪い」はないということ。
ただ、食べ物それぞれに性質があり、体にどんな影響を与えるかを知ることが大事なんです。
体は賢いので、体の状態に合わせて色々な欲求を出してくれます。
例えば、「甘いもの」は体を緩める作用があるので、
「甘いものが食べたい」=「体を緩めたい」=「体が緊張して固まっているサイン」
と考えることができます。
こうして、食べたいものから「今の体の状態に気づくこと」を習慣にできると、
根本の原因に気づいて対処しやすくなるので、制限を増やす必要がなくなります。
食事療法や栄養学など、知識がある人ほどその知識を優先し、体の欲求を抑えてしまいがちです。
その方法で体調が良くなったなら、もちろんそれでもOKなのですが。
でももし、食事を変えても体調が良くならない、食事制限が辛いという場合は、
まずは体の欲求(食べたいもの)をみてあげてください。
そこから今の体の状態に気づいて、食べたいものを美味しく食べる。
同時に体の状態に合わせた簡単なケアを取り入れることで、
体の負担も減らすことができ、食べ物だけで体のバランスを取る必要もなくなります。
自分がどんな状態で、どんなケアをしたらいいかわからないという方は、治療やカウンセリングでお伝えできます。
食事の考え方について詳しく知りたい方は当院の講座もおすすめです。
(過去の講座も動画でご受講いただけますのでお問い合わせください)
それでは、また気づいたこと、伝えたいこと、少しずつ投稿します。
藤野
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