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痔の鍼灸治療とテーピング

執筆者の写真: kazenone2009kazenone2009

最初からは言うには抵抗があるのと、鍼灸院で治ると思っていないからだと思うのですが、「痔の治療をしてください。」と最初から言ってくる患者さんは今までほとんどいません。

他の症状の治療をしていて段々なんでも話せるようになってくると「実は痔なんですけど、鍼とかお灸で治療できますか?」と言われる事が多いです。 あとは何回か治療をしてから「実は痔があったんですけど最近治ったんです。 この治療と関係あるんですか?」と言われることもありました。 「痔」になる原因には消化器への負担と腹部、骨盤内の冷えがあります。 治療のポイントは冷えをとって、骨盤内の血流を良くすること。です。 そのためにはまず日常の食事で体を冷やす食べ物(極陰性)を好きな方が多いので、症状が改善するまでは少し控えて頂くのと、消化吸収のために消化器に負担をかけてしまう動物性食品も少し減らして頂きます。 当然アルコールも控えてもらいます。 そして体の冷えを減らすために家にいる時は湯たんぽを抱いていてもらうこと。 日常生活の基本はこの2つだけです。 これだけでもだいぶ変わると思います。 当院での治療ですが、お灸テーピングが中心になります。 お腹と骨盤内を暖めるためのツボを選んでお灸をします。びわ温灸を使うことも多いですね。 体の状態によって鍼を合わせて使うことももちろんあります。けっこう使います。 ちなみにお灸も鍼も腰やお腹にはしますが、臀部にはしません。 で、治療の1番のポイントはテーピングです。 筋肉を支えるテーピングで?と思われるかと思いますがこれが効きます。 骨盤内の血流を良くして暖まるようにテーピングをするのですが、テープの種類と貼り方にちょっとだけコツ(お尻に貼るわけではありません)があります。 この特殊な貼り方をすると効果がすぐに出ます。 早い方だとその日から痛みが減ったり、無くなることもあります。 ただ、このテーピングは効果が3日しかもたないので貼り換えが必要になります。 治療の最初の頃はテーピングを剥がすとまた症状が出てくることがあるので、体の状態が安定するまではあまり間を空けない方が良いと思います。 あと、湿布や絆創膏に皮膚が負けてかゆくなったり、赤くなったりしてしまう方はこのテーピングでも負けてしまうと思われるのでお勧め出来ません。 (心配な方はテーピングを貼る前にパッチテストで確認します。) 治療効果は体の芯どれくらい冷えているかで個人差があります。 2、3回の治療で卒業された方もいらっしゃいますが、だいたい1ヶ月位は見て頂きたいと思います。 伝えることに抵抗がある方は、生理痛が強い、お腹や腰、足がすごく冷えている、冷え症を改善したい、と言って頂いても近い治療にはなります。お気軽にご相談下さい。

札幌,鍼灸,マクロビオティック
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