今年も春になって外反母趾や膝の痛みを訴えて来院される患者さんが増えてきました。
毎年、この雪が無くなってくる頃と、雪が積もり始める頃に足に痛みを感じる方が多くなります。
急に歩き始めたことや、冬用の靴と春夏用の靴を替えた事で足の使い方が変わったことが痛みの原因になっている事が多いです。
これは雪国、北海道の特有の症状の現れ方だと思います。
皆さんの足は大丈夫ですか?
冬の間は移動に車ばっかり使っていて、あまり歩いていなかった方は、無理して急に歩かないで徐々に歩く距離や時間を伸ばしていってくださいね。
靴を替えた方も、新しい靴での歩き方に慣れるまでは、いきなり沢山歩かないように気をつけてください。
春は準備の季節です。
体に良いから、といきなり頑張るのではなく、夏に向けて徐々に足の筋力や体力を付けていくように、ゆっくりと体を動かしていって下さいね。
歩く時に足が正しく使えていないようなバランスの崩れた歩き方をしてしまうと、外反母趾の痛みや膝の痛みの原因になってしまいます。
まずは正しい歩き方を意識して、少しずつ歩いていってください。
正しく歩けば痛みは消えていきます。自分で治せますからね。
ただ、正しい歩き方が分からない方や、痛みが強い方は、運動療法、鍼、テーピングなどで痛みの治療をして、正しい歩き方や、お家で出来る体操やお手当の方法をお伝えしますので、一度治療にいらしてください。
足が気になる方。
まずはお気軽にお問い合わせください。