頭がスッキリしない原因が毎日の肉食にもあったと言う事が分かってから、ちょっと食事に気をつけるようになって、だいぶ調子よく働けるようになっていました。 そのお陰なのか仕事も順調で、だいぶ忙しくなってました。 当時はまだ元気いっぱいだったのか、無理していたのか、お昼休みの時間を特に決めて取らずに働いていました。予約の隙間にちょちょっと食べる感じです。
で、働くと当然お腹は空くんですが、昼休みの時間もそんなに無いので、簡単に食べれる物として便利だったのがパンです。 うちの近所には何故かパン屋さんが沢山あるので、ちょっと小腹が空いたらパンを買いに行って食べてたんです。
そんなある日、昼ごはんを食べた後に強烈な眠気に襲われました。もう起きてられない位、意識が飛んでいくような感じです。 その時は、よっぽど疲れてるのかな、なんて思ったりして、その後もがんばって働いていたんですが、この昼休み後の強烈な眠気は、この時だけじゃなくて、そのあとも何度かあったんです。
さっきまで元気だったのに、おかしい…
この眠気には何か理由があるんじゃないか?
何度か眠気に襲われて疑い始め、犯人を捜し始めました…
肉を食べたらダルくなるんだから、これも食べ物の反応なんじゃないか?? そう1つの仮説を立てて、意識して振り返ってみると眠たくなった日にはパンを食べている確立が高いと言う事に気が付いたんです。 でも、パンを食べたら毎回なっている訳でもない… だけど、どうもパンが怪しい… うちの近所にはパン屋が沢山ある…その日の気分でパン屋を選んでる… ひょっとして自分を強烈に眠たくさせるパン屋があるんじゃないだろうか??
と言う事で、この推理があっているのか、パンを食べたら眠たくなるのか?と、どこのパンを食べたら強烈に眠たくなるのか?実験してみる事にしました。 実験と言ってもパンを食べて、ジッと待つ、ただそれだけです。 そして、日を変えながら、近所のパン屋を全部試しました。
結果 犯人はやっぱりパンでした。 そして、パンでも強烈に眠たくなるパン屋と割と大丈夫なパン屋があって、よく買ってたパン屋は強烈に眠たくなるグループに入ってました…
小麦、砂糖、乳製品、添加物…
僕の体がパンの原材料の何に反応して強烈に眠たくなるのかは分かりませんが、あの感覚になるのがイヤなので、そこのパンは食べないことにして、パンを食べたくなった時にはあまり眠たくならなかったパン屋を選ぶようにしました。 それからは、強烈な眠気に襲われて苦しむことなく元気に働けるようになりました。
この実験は、食べてジッと待つ、それだけなんですが、体の感覚の変化を意識していたお陰で、食べ物で自分の体にいろんな変化が起きているって言う事が分かってきました。 これはあくまでも僕の体の感覚で、みなさんにも同じような反応が起きる訳では無いと思いますが、僕の体は合わないものを食べると強烈に眠たくなる以外に、食後すぐの反応としては、唇が腫れる、声が出にくくなる、手が冷える、口内炎が出来る、おでこがブツブツになる、鼻が詰まる、などの反応が出ていました。 細かい事なので今までずっと気が付かなかったと言うか、気にもしてなかった感覚だったのですが、振り返ってみるとそう言えばあの時にもあったなぁ、なんて思い出すことも沢山あって、体はちゃんと教えてくれてたんだ、って反省しました。
パンのお陰でいろいろな反応が起きていることが分かって、なんだか楽しくなってしまって、それからビールの銘柄や甘い物、食べ物屋さんの違いなど、いろいろな物と所で試して体に教えてもらいました。 そして、好きだったのに、意外と合わないことが分かって、食べるもの、行くお店、だいぶ変わりました… 気にしないで食べたり飲んだりするってのは酷いもんですね。そりゃあ今まで朝起きれないよねって納得しました。
次の実験に続く