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執筆者の写真kazenone2009

ばね指、50肩、膝や股関節の痛み。整動鍼


週末、東京に整動鍼(せいどうしん)と言う鍼の研修に行ってきました。

この整動鍼、去年だったと思いますがFBで見て「すごいな!」と思ったのがきっかけで、勉強しに行くようになったのですが、そのきっかけになったのがFBに載っていた指の治療の動画でした。

内容は、確か交通事故にあって指の動きが悪くなってしまった患者さんの、治療前と治療後の指の動きの変化を撮った動画で、治療後には劇的に指の動きが良くなっていたんです。

突き指やばね指など、自分もそれまで治療をしてきていましたが、鍼でココまでの変化を一度では出せない…と衝撃を受けて、「コレはマスターしなくては!」と思って、整動鍼の事を調べて、研修を受けに東京まで行くことにしたんです。

で、今回、ついにその指の治療法をしっかり教わってきました。

(前回は腰や首肩が中心の回でした。)

「ははぁ…ココに鍼して指に効くのか…」

と感心し、(ちなみに、指の治療なのに指や腕に鍼をしないんです)

「指1本ずつツボを変えるのかぁ」

と、その精度の高さに驚いてきました。

今回も一緒に研修に参加した札幌は白石にある「快気堂鍼灸院」の谷地先生(整動鍼の大先輩)から、「美容師さんたちにもとっても喜ばれていますよ。」とお話を聞いたので、バネ指や腱鞘炎などの指の症状で困っている円山の美容師さん達のお役に立てるのではないかな、と思いました。

また、楽器を演奏する人たちが指や腕、肩の疲れや緊張のケアに困っている、と言う話を最近よく聞いていました。

体の無駄な力が抜けると、やはり音が良くなるそうです。

で、分かってはいるんだけど、上手く緩められなくて困っている音楽家は多いと思います…と話されていたので、こちらもお役に立つのではないかな、と思います。

今回の研修は指だけではなく、股関節の治療法を学んできたのですが、この「整動鍼」が面白いと言うか優れているのが、こう動いた時にココが痛い、と言う動作時の痛みに強い所だと思います。

1つ1つの動きに対して、対応する治療法が確立されているんです。

「そんなの普通じゃない?」

と思われるかもしれませんが、僕の知る限り、前後左右のどこが痛いかで判断する感じの、少しアバウトに診断して治療する方法がほとんどで、ココまで細かく体系化した鍼の方法は無かったんじゃないかなと思います。

しかも、患部から離れた所にあるツボを使って、鍼を刺す本数も少ないので、鍼が苦手、怖いと言う方にも使いやすい方法だと思います。

この「整動鍼」、古武術の体の見方をベースにしていて、解剖学(筋膜)とも経絡とも体の見方が違うんです。

筋膜と経絡と整動鍼…

みんなそれぞれ体の見方があって、それぞれの理論で治療しても効果があります。

人の体はとっても不思議なんです。

僕は今まで経絡と筋膜を使って治療をしてきて、この2つの理論にもきっと繋がりがあるに違いない、と謎を解くためにいろいろ勉強してきたのですが、そこに新たに整動鍼の体の見方が追加されました…

いったい人の体はどうなっているんでしょう…謎は深まるばかりです…

ただ、この謎に挑むのが楽しいんです…

やめられません…

考えるとドキドキして、ニヤっとしてしまいます…

と言う事で、話は逸れましたが、ぜひ皆さんには痛みや不快感の無い、本来の元気な体で毎日を過ごして頂きたいと思っています。

そして、その元気な体を維持できるように、自分に優しい生活方法を知って、毎日を過ごして頂きたいと思います。

元気になりたい方、本当の自分の体の状態を知りたい方、優しい生活方法を知りたい方、ぜひ1度ご来院ください。

体の不思議さを感じたい方もぜひいらして頂いて、ニヤっとして頂きたいなと思います。

楽しいですよ…

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