小さい時から肩が凝ってて…
小さい時からお腹が弱くて…
ずっと生理痛があって…
で、酷くなると、我慢できなくなると治療に行って少し楽にしてもらうんです…
もう何年もそんな感じです。体質なんだと思います…
って話される患者さんが沢山いらっしゃるのですが、
残念ながら体質ではないですよ。
ほとんどの場合、氣を使い過ぎることが普通になっていて、昔から氣が足りていないだけです。
小さい時から足りなくなっているんです。
出ている症状は、「氣が足りないよ」と言う体からのサインです。
症状が酷くなる時は、氣を使い過ぎたか、氣の補給(食事と睡眠)を失敗したかなので、原因はまず生活の中にあります。
ちょっと意識を変えただけで、氣が増えて、体質だと思っていた症状も変わっていきます。
治療を受けたくなるほど症状が悪化しなくなります。
そして、徐々に普段の症状も軽くなっていきます。
症状を感じない日が出てきます。
症状が無いのが普通で、疲れても寝たら回復するようになります。
自分の体を意識しないで、ずっと氣が足りない状態でいると、体はすごく強く緊張して固まってしまいます。
甘い物、小麦、アルコール、カフェイン…
これらの物が大好きな人は、「すっごい緊張している」と言う体からのサインなんです。
生活を調えて、氣を増やしていけば少しずつ緩んでいくのですが、ずっと長い間強く緊張してしまっていると、緊張している事が普通になってしまって、緩み方を忘れてしまうと言う事もあります。
「力の抜き方が分からない…」
って言う人達です。
力の抜き方が分からない人たちは、だいたい緊張したまま寝ているので、緩んで回復することが出来なくて、寝ても疲れが取れなくなります。
「夢の中でもずっと動き回ってた…」
「寝てる間にも働いてた気がする…」
なんて言う人もいますし、
「1日中眠い…」って言う人もいます…
皆さんは大丈夫です?
小さい時から何か症状がある人は、その時から氣が足りないか、緊張しているんです。振り返ってみてくださいね。きっと思い当たることがあると思います。
そして、それを普通の事だと思って、今までずっと生活してきていると思うんです。
体質じゃないですからね、氣が増えれば、緩めば変わってくれますよ。
50代になってから…と言う人。年齢のせいじゃないですよ。
その時に生活に変化が合って体の負担が増えたか、それまで頑張って氣を消耗し続けていたことに、その時から体が耐えられなくなって症状が出ただけです。
これも氣が増えたり、緩んだりすれば変わります。
どんな症状や体質だとしても、ちょっと自分の「氣」について意識してみてください。
そして、自分に優しくしてください。
そうしたら、氣は増えて、緊張は緩んで、体はちゃんと変わってくれます。
氣が増えたら、元気を感じるようになるし、楽しくなります。
自分らしく、のびのび出来ます。
細かいサインで言えば、朝スッキリと目が覚めます。
1日元気が持つようになるし、カフェインや小麦、砂糖、アルコールの欲求が減ります。
肩こり、腰痛、生理痛などの慢性的な症状が楽になっていきます。
「なんか最近楽しそうだね。」って言われるようになります。
ちょっとだけで良いので、自分の氣を意識して、大事にして毎日を過ごして頂けたいなと思います。
「氣の補給」と「氣の使い方」をちょっと意識して、自分に優しく過ごしてくださいね。
緊張が強くて、なかなか自分で緩むことが出来なかったら、緩みを思い出すきっかけとして治療を使ってください。
皆さんの氣が増えたら、元気になって楽しくなるだけじゃなくて、皆さんの良い氣が外に溢れ出して、周りの人にまで伝わって、みんなの氣が勝手に調っていってしまうんです。
なんだか楽しそうじゃないですか?
本当は、これが普通の事なんですからね。
氣を使い過ぎている方へ。
自分のために使いましょうね。
おしまい。