東洋医学って楽しいんです。
この楽しさを知って欲しくて講座を開いて僕の話を聞いてもらっているのですが、東洋医学を勉強していると、急に「そういうことなのかぁ!!」とひらめくことがあります。
そのスッキリ感がとても心地良くて、「東洋医学って素晴らしい!昔の人って天才だ!!」って思ったりして、1人でニヤニヤするのがまた楽しいんです。
先日の講座の中で、東洋医学の五行を使った感情のコントロールの仕方の話をしました。
これが良く出来ていて、感情を抑え込もうとするのではなく、別の感情を自分の中に入れることで、中和して落ち着かせる、と言う考え方です。
中和するのに便利なのが、ドラマや映画です。
コメディ、ホラー、サスペンス…いろんなジャンルがありますよね。
自分が好きなジャンル、と言うのもあると思いますし、なんだか急にホラーが見たくなった、とか、コメディが見たくなった、と言うことってあると思います。
なんで急にコメディ映画を見たくなるのか?実はこれも東洋医学で理由を説明できてしまいます。
その時に見たいジャンルは、今の自分の感情を中和するために取り入れたい感情にしてくれるものなんです。
ちなみに、
コメディ映画を見たい時は、自分の中にある悲しい気持ちを中和するためです。
悲しい話の映画を見たくなったら、怒りを中和するためです。
すっごいイラッとする登場人物が出てくる映画を見たい時は、悩みを中和するためです。
じっくり考えさせられる映画を見たい時は、不安を中和したい時です。
ホラー映画を見たい時は、浮かれている感情を中和するためです。
東洋医学の講座で説明していると、生徒さん達からいろんな質問が出てきて、説明をしながらいろいろとハッと気が付くことがあって、それもまた楽しいんです。
ちなみに、僕は、怖い映画が嫌いです。
小さい時から大嫌いです。
学生の頃、みんなで怖い映画を見に行こう、と誘われても絶対行きませんでした。
ジェイソンもフレディも一度も見たことがありません。
怖いのが嫌い、この理由を東洋医学で考えると、先ずは気が足りないから、と考えます。
そして、恐れ、と言う感情をコントロールしてくれている内臓器は腎臓、と考えるので、僕は気が足りなくて、腎臓の働きが弱っていたので、怖い物が苦手だったんです。
氣の多い少ないは体質的なものもありますし、その時の生活にもよります。
僕は元々陰性タイプで気が少ないタイプな上に、生活も乱れていて気が足りなくなっていたので、怖い物に耐える力が弱くなっていて、怖い映画を見たくなかったんです。
学生時代、なんで自分は人に合わせて行動が出来ないんだろうか?と思ったこともありましたが、しょうがなかったみたいです。
今なら、無理しなかった若い俺エライ、って思います。
東洋医学って面白いんです。
昔の人たちはやっぱり天才だと思います。
なんだかいろんなことが頭の中に浮かんで、ぐるぐるといろんなことを考えながらテキストを作ってます…