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執筆者の写真kazenone2009

夏の体になる②~夏が物足りない人の過ごし方


夏を元気に過ごすために、暑さに負けないようにする、と言う事も大事なことなのですが、実は夏が物足りない人もいて、モヤモヤしてダッシュしたくなる人もいるんですよ、と言うのが前回までの話です。 *前の記事はコチラ⇒ 夏の体になる①

で、夏を元気にじょうずに過ごすためのポイントは3つあります。

暑さで夏の体になること。

夏の暑さを使って、汗をかいて、しっかり発散すること。

体に合わせて熱を調整すること。

暑さに負けないようにする、と言うのは③の中に入ります。

夏は暑い季節だから、自然と①と②は出来てしまっているので、ついつい③だけを意識してしまうのですが、まず大事なのは①と②なんです。

①暑さで夏の体になること

まずは夏の体になることが大切です。

夏の内臓器の心臓に、自分の出番が来たことを感じてもらう、と言う事です。

しっかりと暑さを感じることで、心臓が1年で1番活動的な夏の体になります。

心臓が活動的になることで、体は次の季節の準備をすることが出来ます。

そして、これもとても大事な事なのですが、次の季節の内臓器が中心になって体を調えてくれるおかげで、前の季節を担当していた内臓器がしっかりと休むことが出来ます。

四季を感じて、体が季節に反応することが1年を元気に過ごすためのとっても大切なポイントです。

もし体がしっかり反応しない季節があると、五行の、特に五臓の働きのバランスが崩れて、体全体のバランスも崩れてしまいます。

②夏の暑さを使って、汗をかいて、しっかり発散すること

そして、季節に合った体の反応を起こす必要があります。

夏の場合、1年間体に溜め込んできた物を全部発散してリセットしてスッキリしたいんです。

そうすることで、元気に秋を迎えられます。

なので、夏の暑さで汗をかくと言う事もとっても大切な事なんです。暑いからと言ってエアコンが効いた部屋にずっといる、と言うのは上手な夏の過ごし方とは言えないんです。

僕の場合、夏に汗をかくことが少なかったので、体を動かして、しかも汗がダラダラ流れるようにジョギングではなくダッシュして、無性に発散したくなったんです。

で、ダッシュして思いっきり汗をかくとスッキリするんです…

しかも、1回じゃ足りないから、夏の間に何度もダッシュしてました。それだけ東京はダッシュしなくても十分汗をかいてしまう暑い場所だと言う事です…

③体に合わせて熱を調整すること。

札幌で生まれ育った人のように、札幌の暑さで満足できる人の場合「熱の冷まし方」がポイントになります。

体に負担をかけないで、上手に熱を冷ましてあげる必要があります。

この熱の冷まし方を失敗すると、夏バテしてしまいますし、秋に風邪をひいたり、アレルギーの症状が強く出ます。そして、冬の寒さがもっと辛くなります。

好きな方も多いと思いますが、ビールやアイスクリーム、スイカは体への影響が大きいので、体の声を聞きながら、優しく上手に楽しむようにしてくださいね。

何度も言っていますが、前の日の生活が自分に優しかったかどうかは「朝の目覚め」が教えてくれますからね。

目覚めが悪かったら、前の日に食べた物、したことを振り返る癖を付けてくださいね。

もっと暑い夏がある土地から来た人にとっては、③の「熱を調整すること」と言うのは、「上手に熱を取り入れること」になります。

そうすることで、①の「夏の体になること」と、②の「汗をかいて発散すること」が出来るようになります。

そのために、一番簡単な方法は、日に当たることと、体を動かすことです。

ただ、僕みたいに1日中室内にいて、お日様に会えない人は、その分食事で調整すると便利です。

ただ、この考え方は本屋さんに並んでいるマクロビオティックの本に書かれているのを見たことが無いんです。ほとんどの本が関東と関西の人が書いているからですかね…

その方法は、動物を使う事です。

特に、夏のお勧めは「羊の肉」です。

北海道の人はちゃんとその必要性を感じていて、昔からジンギスカンを食べているんです。

もし、夏の暑さが物足りなくて、早く夏の体になりたかったら、羊の肉を食べてみてください。体に熱が満ちてくるのを感じると思います。

暑さが十分足りている人が羊を食べると、なんだかイライラしてくるので、どう感じるか、自分の体の感覚を意識してみてくださいね。

あと、肉を食べる時には、熱と脂を溜め込み過ぎないように食べることが大切です。

色んな方法がありますが、困ったら、沢山の野菜と一緒に食べて発散を助けてあげれば、とりあえずは大丈夫だと思います。

それでもイライラしてしまったら…ダッシュして汗かいてください。

と言う事で、長くなってしまいましたが、夏を元気に過ごすためにはまず、自分が「夏の暑さ」に満足しているか、物足りないか、が大事なんです。

それによって、夏の過ごし方のポイントが変わってきます。

生まれ育った環境によっても、夏の暑さの感じ方は1人1人違うので、自分がどう感じているかを大事にしてください。

物足りない方は、「暑さを感じること」「発散すること」を意識して生活にすると、夏を満足できて、次の秋を元気に迎えることが出来ます。

特に北海道に引っ越してきた方は、今までの夏とは全く違う夏になるので、まずは体がちゃんと夏モードに変わってくれるように意識して生活をしてみてください。

くれぐれも、大通公園のビールの誘惑に負け続けないようにしましょうね。

そして、せっかく美味しく楽しくビールを飲むなら、体にも優しくなるように、お日様に当たりながら、つまみに羊とたくさんの野菜を選びましょうね。

ではでは、一年で一番活動的になる夏、元気に楽しく、やりたい事をやり切ってくださいね。


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