こんにちは。
スタッフ藤野です。
このところは暑さも落ち着いていますが、このまま夏が終わってしまうのはなんだか寂しい感じがします…。
さて。夏の暑い時期は、さっぱりした物やツルツルと口当たりの良い麺が食べたくなる方も多いのではないでしょうか。
冷やし中華や、冷たい素麺やうどん。
夏に食べたくなるこれらに共通するのが“小麦”です。
小麦でできた麺は、ふんわりしたパンに比べれば負担は少ないものの、続けて食べるとやはり小麦の影響が身体に出てきます。そして気付けば夏バテ…または、秋に体調を崩しやすくなるなんてことも。
近年は小麦を避けるグルテンフリーの食事が流行ったりしていますね。
そもそもなぜ小麦が身体の負担になるのかというと、現在流通している小麦は品質や収量を安定させたり、加工しやすくしたりするために品種改良されているから、というのが一番大きいようです。
人の手で品種改良が重ねられて自然の姿から離れた小麦は、言ってしまえば少し不自然なモノになってしまっているので、身体には負担が大きくなってしまっていると考えられます。
それなら品種改良されてない小麦を食べれば良いじゃない。
ということで!
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介したいのは『古代小麦のうどん』です!!
古代小麦というのは、その名の通りほぼ古代の姿のまま品種改良がされていない小麦のことです。
現在主流なのは『スペルト(ディンケル)』と『カムット』という品種なのですが、この2種類の小麦を使ったうどんを発見しました。
それがこちら!!
UDON!!!
というか、『UDON PASTA』って書いてますね。笑
海外で作られているのですが、『有機』の文字となんとなーく和風な絵。
スペルトとカムットの2種類がありますが、色と味が少しだけ違います。
まず、太さは乾麺のお蕎麦くらい。これはどちらも同じです。
色は、スペルトが5割蕎麦、カムットが更科蕎麦っぽい色。
お蕎麦で例えてばかりですみません。でもこの例えがしっくりきてしまって…。
私が食べてみた感想ですが、
スペルトはほとんどクセが無く、滑らかな感じ。噛めば噛むほど甘みとうまみを感じられます!
カムットは、スペルトと比べると若干クセのある香りで、少し表面のざらつきを感じました。強めな味付けのメニューに使うと良さそうです。こちらも噛めば噛むほど甘くなります。
風の音では、
スペルトうどん→500円
カムットうどん→400円
で販売しています。
普通のつるっとしたうどんとは別物ですが、麺としてはしっかり成立していますよ!
古代小麦はアレルギーが起こりにくいとは言われているものの、小麦は小麦なのでアレルギーのある方にはおススメできませんが、そうでない方は麺が食べたくなった時に試してみてくださいね。
小麦アレルギーの方は、小麦を使わず玄米や豆、じゃがいも等で作られたパスタも当院で販売していますのでチェックしてみてください♪
ただ、麺やパン等の粉物ばかり食べたくなるということは『お腹が弱っているサイン』でもあるので、お腹を暖めたりして優しくケアしてあげてくださいね。
どんな物も、ほどほどに美味しく楽しく食べるのが一番!
ここ数年で少しずつ注目されてきている古代小麦、もっと広まるといいなぁー