これから大阪にセミナーを受けに行ってきます。
なので、今日15日から休院となります。
治療の再開は来週木曜日からとなります。
なんのセミナーを受けに行くのかと言うと、IMACと言う、体の状態を体の動き(可動域)で評価して、治療までしてしまう方法です。
去年の10月から習い始めて、今回で3回目の参加です。
詳しくはコチラ http://www.thespaceten.com/imac
僕個人のfbの方にはここ最近何度か「IMACすげぇ」「経絡すげぇ」と喜びと驚きを書いていたのですが、今回は初めて治療院の方にも書いてみました。
セミナーの報告と言うより、今の僕が何を知りたくてどんなことをしているのか、と言う記録みたいな、しょっちゅう休みにしている言い訳みたいな文章ですのでご了承ください。
僕は以前から解剖学と東洋医学は必ずリンクするはずだと、そして、リンクしたら人の体のことがもっともっと良く分かるんじゃないかと思っているのですが、そのためには「経絡とツボの謎」を解く必要があると思っていろいろと勉強をしてきました
経絡とツボって、そもそも直接見ることができないのですが「ある」という前提で学校で習って、「ある」前提で鍼灸師は治療に使います。
ただ、何度も言いますが、ほとんどの人には見えないんです。でも昔の天才たちが「ある」と言っているので、なんとなく「ある」ことになっていて、使ってみると不思議な効果が出ることがあるので、「ある」ことになっています。
目に見えないんだけど、体には不思議なつながりがあって、昔の天才たちはそれを見つけて、今の時代に残してくれています。
ただ、良いところと言うかとっても大事なところは黒塗りの極秘文書にされているのか、古典と呼ばれる昔の天才たちが書いた本はあやふやな感じでスッキリ分からない所が多いんです。
僕は、この謎がずっと気になっていて、知りたくてしょうがないんです…
学生の時からずっとモヤモヤしてるんです…
この謎を解こうと思った時に、「目に見えない」と言うとっても大きな問題があるんです。
脈を診ると言う方法もあるのですが、患者さんや他の治療家と情報を共有するのが難しいと言う問題があります。
しかも、そもそも脈を診るのが難しくて、ほとんどの学校ではちゃんと教えてくれません…
経絡もツボも学校で「ある」ことを普通のこととして習うのに、確かめる方法を習わなと言う、なんともスッキリしない、ちょっと不思議な世界なんです…
で、この目に見えない経絡とツボの謎を解いていくために、ハッキリと目に見えるもので評価、判定して情報を集めていく必要があると思って、体を詳しく評価して共有できる方法を探していて見つけたのが「IMAC(アイマック)」と言う方法です。
10月のクラスで「これは良いんじゃない?!」と思って、11月のクラスで講師の佐藤さんと試しに経絡を動きで評価してみたら出来ちゃったんです。
動きの悪い部位があったら、それがどの経絡に当てはまるのか考えて、その経絡上の他の部位も動かしてみて、動きの違いを確認します。
それから、その経絡のツボに刺激を入れて、また動きを評価して効果を判断したら、バッチリ変化が出ました。
試しに、同じ経絡上の別のツボに刺激を入れても動きに変化は無かったんです。
どのツボがどこに効果があるのか、動きで評価できるんです。
コレはかなり衝撃的なことで、ドキドキしてテンションが上がりました。
こうなると、動きと経絡の関係を片っ端から調べたくなりますよね。
この経絡のココの動きが悪い時はどのツボが効率が良いのか試したくなりますよね…
ならない人もいるかもしれませんが、僕はなるんです…
と言うことで、11月からいろいろ調べています。
まだ僕がIMACを使いこなせていないので、モヤっとしている情報も多いのですが、ちょっとずつ謎が解けてきていて、今までと経絡とツボの使い方がガラッと、本当に大きく変わってきました。
そして、年末くらいから情報が整理されてきて治療の効果にも反映されてきて、特に何も伝えていなくても何人かの患者さんに治療の変化に気づかれるようにもなってきたんです。
そうすると、ついつい嬉しくなって「経絡ってスゴイんですよ!」なんて話しちゃうんですが、意外と興味を持ってくれる患者さんが多いんです。
で、そのあとに経絡を使った治療をすると「不思議~」「おもしろいなぁ」ってもっと楽しんでもらえます。
まだまだ謎解きは始まったばかりなのですが、年末からIMACを使い始めて、大きく治療が変わってきています。
これからも大阪まで研修を受けに行くのでちょくちょく休みがありますが、経絡の謎を解くためですので、ご理解いただけるとうれしいです。
謎解きの進捗状況を知りたい方は治療の時に聞いていただければ、よろこんでお話しします。
来月も大阪に行きますし、神奈川での出張講座もはじまるので、ちょっと休みが増えますが、すみません、ご了承ください。
どうぞよろしくお願いいたします。