こんにちは。
いつも分かりやすく、楽しい講座をありがとうございます。
講座を受けてから、体の声を意識するようになり、私の体では蓄膿症と歯の知覚過敏症がでやすいことに気がつきました。そのことについて教えてください。
蓄膿症の症状
鼻の中に化膿している臭いを感じます。鼻をかむと緑の鼻汁が出ます。
ナッツを食べると翌日に血が混ざった鼻汁が出るので、ナッツを食べるのは控えています。
知覚過敏症の症状
歯磨きをするときに、上奥歯の外側が痛くて磨けなくなります。糖度の高い食べ物(トマトなど)がしみることがあります。
蓄膿症の症状は、ナッツを食べたときの反応から予想して、油の取りすぎと関係していると思い、普段の食事で油物はあまり食べないようにしています。
知覚過敏の症状は、甘いものを食べるとでるので、甘いものを食べすぎないようにしていますが、食べずに過ごせる日と、緩むために食べる日が半分ずつくらいです。
油、甘いものを食べた後にこれらの症状がでるのは、分かるのですが、油、甘いものを控えた生活ができて、心と体が元気に動く時期でも、これらの症状がでるときがあります。その場合は、食事以外の生活に原因があるのでしょうか?
また、これらの症状がでたときは、どのような対処をするとよいでしょうか?
藤野 さま
とても丁寧に教えてくださり、ありがとうございます。
すごくイメージがしやすいです。
蓄膿症は、油のことばかり意識していたから、原因が見えなかったのですね!小麦、果物、甘いものを食べたときの反応を見てみます。
カフェインは自然とやめられましたし、お腹を暖めることは習慣になっていましたが、腎臓を暖めることは、冬しかやっていませんでした。知覚過敏の症状がでたときは腎臓を暖めようと思います。
首や肩の緊張もあります。どちらも首から上の症状なので、つまっている感じも納得です。
合わないものを食べていないか反応をみること、塩を上手く使うこと、暖めることをやってみます。
こんにちは。
スタッフの藤野です。
体の声を意識されているのですね!素晴らしいです。
まず蓄膿症は、体の中に要らない水が溜まることで起こると考えられます。
体に水を溜めこみやすい食べ物は、小麦と甘い物(果物も)ですね。
油は、身体に油膜を作って熱や水分が外に出ないようにする、というイメージを持っていただければと思います。そのため、摂りすぎれば熱や水分がこもりやすくなります。
ですので、書いていただいた油や甘い物の他に、果物や小麦を食べた後の体の反応も見てみてください。
次に知覚過敏ですが、東洋医学では歯に関する症状には腎臓が関わっていると考えます。
甘い物をとりすぎると腎臓に負担がかかるので、こちらも甘い物で症状が強く出るというのは間違いないですね。
もう1つチェックして欲しいのはカフェインです。カフェインは体を強烈に緩め、冷やす作用が強いので、冷えに弱い腎臓には負担がかかります。
そして食べ物以外で考えられることは、体の緊張です。
特に首・肩の緊張が強いと、首から上の巡りが悪くなるので要らない物も溜まりやすくなるので、症状が出てくることも考えられます。
体の緊張を緩める方法は色々ありますが、一番簡単なのはお腹をあたためる事です。湯たんぽや蒸しタオルやこんにゃく湿布など、やりやすい方法であたためてみてください。
腎臓の働きを助けたい時には、腰をあたためてみてください。
症状が出た時は、食事にいつもより少し塩分を効かせるとからだの水分が抜けやすくなると思います。
からだの様子を見ながら試してみてくださいね。
藤野